こんにちは! ポコアポコ店主です。
「ポコ・ア・ポコの扱うワインはどんなものなのかな?」
をテーマにワインを紹介する気まぐれ不定期投稿
『店主のピックアップワイン』第2回目です。
今回取り上げるのは
銀座時代にほれ込み、まだ日本では無名のころから押しまくって、新進気鋭から真のライジングスターとなった造り手です。
バンジャマン・ルルー
フランスはブルゴーニュ、ワインの都ボーヌの花屋の息子がワイン造りを勉強し世界へ、
弱冠24歳で名門コント・アルマンの醸造長に抜擢される。
同業ブルゴーニュの生産者さえも「わからないことはベンに聞け」といわれていたといいます。
そんな
天才現る!
と、2007年より自社ラベルでワイン生産を開始し話題に。
自分も初ヴィンテージのプロモーション初来日の時から追っかけて、その2007年もまだ数本持っておりますが、当時は赤も白も衝撃的だったのを覚えております。
まだ当時マイクロネゴシアン(自社畑を持たない小さな生産者)という存在がよくわからなかったように思いますが、
彼の出現によりマイクロネゴシアンが認知され、一気にブルゴーニュ新時代へ扉が開いていったように思います。
それからたくさんのお客様にご紹介させていただき、とても喜んでいただきファンになった方は数知れず、
ついには常連様が
「蔵へ行っちゃった」
って見学した方が2組ほど出現!(おいおい、私を差し置いて?)
また、10万円以上はするシャンボール・ミュジニー・アムルーズのマグナムを購入したという方もおられました。(おいおい、うちで使ってくれ~)
そんな先頭切ってお勧めしてていたものですから
して頂いたのです。(↑クリック)
バンジャマン・ルルーとググればすぐに「天才的なテロワールの表現者」といった紹介が一般的でグイグイやってる人か思えば、
そんなことはなく穏やかで自然とブルゴーニュの歴史、文化を愛し、将来の地球環境に懸念を抱く、優しいナチュラリストであったのを覚えております。
今では自社畑も増え着々と成長しており、偉大な生産者への階段を登っている最中と言えるかもしれません。
さて、ここ二俣川。
本日より
そのバンジャマン・ルルー氏が醸すジュヴレ・シャンベルタンをグラスでご用意します。
ヴィンテージは2014年。
2014年はその後の2015年のビッグヴィンテージに隠れてしまいましたが、リリース当初より果実味と酸のバランスが良くふくよかさもある。フェノール類が突出することがないので愛想も良く、いつ飲んでもとても美味しいヴィンテージです。
是非この機会に一度お試しください。
ということで、最後までご清覧ありがとうございました。
今宵もお待ち申し上げます。